ファクタリングの一括申し込み後、電話がしつこい・止まらないときの対処法|断り方の例文と相談先

ファクタリングの「一括申し込み」「一括見積もり」サービスに申し込んだら、知らない会社から何本も電話がかかってくるようになった。メールも止まらない。

そんな状況で、この記事にたどり着いた方も多いと思います。

先にお伝えすると、まだ契約していなければ、どの会社とも契約する義務はありません。落ち着いて、順番に片付けていきましょう。

管理人タナカ
電話が鳴りやまないと、それだけで焦ってしまいますよね。この記事では、連絡を止めるための手順と断り方の例文、困ったときの相談先をまとめました。上から順に進めてみてください。
  • 一括申し込みのあと、何社からも電話が来る理由
  • 連絡を止めるための5つの手順
  • そのまま使える電話・メールの断り方の例文
  • 個人情報の利用停止を求める方法
  • 契約を急かされたときに確認すべきこと
  • 困ったときの公的な相談先

なぜ何社からも電話が来るのか

ファクタリングの一括申し込みサービスは、一度入力した情報を、提携している複数のファクタリング会社に渡す仕組みです。

情報を受け取った各社は、それぞれ自社の審査や見積もりの案内をするために連絡してきます。つまり、申し込んだ先は1つでも、連絡してくる会社は複数になるのが前提のサービスです。

さらに、次のような理由で「知らない会社からの電話」に感じやすくなります。

  • 申し込んだサービスの名前と、電話をかけてくる会社の名前が違う
  • 提携先の会社名が、申し込み画面に大きく書かれていないことがある
  • フリーダイヤルや携帯番号など、会社名がわからない番号からかかってくる

知らない番号からの着信が続くと不安になりますが、多くは申し込みをきっかけにした営業の連絡です。まずは「どこから来た連絡なのか」を整理することから始めましょう。

連絡を止めるための5つの手順

手順1|かけてきた会社と番号をメモする

電話に出たら、最初に会社名・担当者名・電話番号・日時を聞いてメモしておきます。出られなかった着信も、番号と日時を残しておきましょう。

あとで「この会社には断った」「この会社には削除を頼んだ」と整理するときや、相談窓口に伝えるときに、このメモが役に立ちます。

手順2|申し込んだサービスの「情報の提供先」を確認する

申し込んだサービスの公式サイトで、利用規約とプライバシーポリシーを確認します。入力した情報をどの会社に渡すのか、どう扱うのかが書かれているはずです。

申し込み完了のメールが届いている場合は、そこにも提携先の会社名が書かれていることがあります。

手順3|連絡してきた会社に、はっきり断る

連絡をくれた会社には、「今回は利用しない」「今後の連絡は不要」とはっきり伝えます。あいまいな返事をすると、検討中だと受け取られて連絡が続くことがあります。断り方の例文は、次の章で紹介します。

手順4|申し込んだサービスに、情報の提供停止と削除を依頼する

情報の出どころである一括申し込みサービスに、提携先への情報提供の停止と、登録情報の削除を依頼します。問い合わせフォームかメールで、記録が残る形で送るのがおすすめです。依頼文の例は、後ほど紹介します。

手順5|それでも止まらなければ、相談窓口へ

断っても連絡が続く場合や、強引に契約を迫られる場合は、ひとりで抱え込まずに公的な相談窓口を頼りましょう。窓口の一覧は、この記事の後半にまとめています。

電話の断り方|そのまま使える例文

断るときは、理由を細かく説明する必要はありません。短く、はっきり伝えるのがいちばんです。

まだどこにも決めていない場合

「お電話ありがとうございます。今回は御社のご利用は見送ることにしました。今後のご連絡は不要ですので、登録している情報の削除をお願いできますか。」

すでにほかの会社で決めた場合

「ほかの会社で手続きを進めることにしましたので、今回はお断りします。今後のご連絡は控えていただけますか。」

資金調達そのものをやめた場合

「今回は資金調達自体を見送ることになりました。申し込みは取り下げますので、今後のご連絡と情報の利用は控えてください。」

それでも話を続けようとされたら、「お断りしましたので失礼します」と伝えて電話を切ってかまいません。断った日時と相手の名前は、手順1のメモに書き足しておきましょう。

管理人タナカ
電話口で「今だけの条件です」「今日中に決めれば」と言われても、その場で返事をする必要はありません。大切なお金の話ほど、いったん電話を切って考える時間をとってください。

営業メールが止まらないとき

メールの場合は、まず本文の最後などにある配信停止のリンクや連絡先から、受信を拒否する手続きをします。

広告や宣伝のメールについては、特定電子メール法で、受信を拒否すると伝えた相手に送り続けることが禁止されています。配信停止を伝えたのに届き続ける場合は、送信元と日時を記録したうえで、後述の相談窓口に相談してください。

どうしても止まらない場合は、メールソフトの受信拒否(迷惑メール)設定も併用しましょう。

個人情報の利用停止・削除を求める方法

一括申し込みで入力した代表者の氏名や携帯電話番号、メールアドレスなどは、個人情報保護法で守られる個人情報にあたります。

個人情報保護法では、本人がその情報の利用停止や消去を請求できる場合が定められています。2022年の改正で請求できる場合が広がり、たとえば次のようなときにも請求できるようになりました。

  • 事業者がその情報を利用する必要がなくなったとき
  • 情報の漏えいなどが起きたとき
  • 本人の権利や正当な利益が害されるおそれがあるとき

サービスの利用を取りやめた場合は、まず事業者に削除を依頼してみましょう。ただし、会社名や会社の住所といった法人そのものの情報は、個人情報にはあたらない点に注意してください。

削除依頼の文面例(メール・問い合わせフォーム用)

件名:登録情報の利用停止および削除のお願い

〇〇(サービス名)ご担当者様

〇月〇日に一括申し込みをした、株式会社〇〇の〇〇(氏名)です。
今回はサービスを利用しないことにしましたので、以下をお願いいたします。

1. 私の登録情報(氏名・電話番号・メールアドレス等)の利用停止および削除
2. 提携先のファクタリング会社への情報提供の停止
3. 情報を提供済みの提携先がある場合は、その会社名の開示

対応が完了しましたら、メールでご連絡いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

送信した日時と内容は、控えを残しておきましょう。事業者の対応に納得できない場合は、個人情報保護委員会の「個人情報保護法相談ダイヤル」に相談できます。

契約を急かされたら、ここだけは確認する

連絡してくる会社の中には、早く契約させようと急かしてくるところもあるかもしれません。契約書にサインする前であれば、いつでも断れます。

それでも、資金が必要でどこかと契約するなら、最低限次の点を確認してください。

  1. 売掛先が支払わなかったとき、あなたが買い戻したり返済したりする決まり(償還請求)がないか
  2. 手数料と、実際に振り込まれる金額が書面ではっきり示されているか
  3. 契約書の控えをもらえるか
  4. その場での即決を迫られていないか

金融庁は、形式上はファクタリング(債権の売買)でも、実態が貸付けにあたる「偽装ファクタリング」に注意するよう呼びかけています。売掛金を買い戻す約束になっている場合や、手数料が極端に高い場合は要注意です。

違法なファクタリングの見分け方は、ファクタリングは違法?貸金業ではない理由と、違法になる3つのケースで詳しく解説しています。

困ったときの相談先

ひとりで対応しきれないときは、内容に合わせて次の窓口を頼ってください。

相談したい内容窓口連絡先
個人情報の扱い・削除に応じてもらえない個人情報保護委員会
個人情報保護法相談ダイヤル
03-6457-9849
平日9:30〜17:30
ファクタリング業者とのトラブル・偽装ファクタリングの疑い金融庁
金融サービス利用者相談室
0570-016-811
(IP電話は03-5251-6811)
平日10:00〜17:00
実質的な貸付け・強引な取立て日本貸金業協会
貸金業相談・紛争解決センター
0570-051-051
(IP電話は03-5739-3861)
平日9:00〜17:00
脅し・つきまといなど身の危険を感じる警察相談専用電話#9110

※連絡先・受付時間は2026年10月に各機関の公式サイトで確認したものです。最新の情報は各機関の公式サイトでご確認ください。

本当に資金が必要なら、一社ずつ相談するのも手

一括申し込みは、手間をかけずに複数社の条件を比べられるのが良いところです。一方で、今回のように連絡がまとめて来るのが負担になることもあります。

資金がまだ必要な場合は、自分で選んだ会社に一社ずつ相談する方法もあります。相手を自分で選ぶので、知らない会社から連絡が来ることはありません。

特に、まとまった金額をはじめて調達する場合は、担当者と直接話しながら進められる会社を選ぶと安心です。

当研究所では、目的別におすすめの会社を目的別ファクタリング会社ランキングにまとめています。迷ったら、まずはここから2〜3社を選んで、条件を比べてみてください。

管理人タナカ
担当者の顔が見えて、相談しながら進められる会社なら、大きな金額でも落ち着いて判断できます。焦って決めず、納得できる会社を選んでくださいね。
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拠点東京本社
東京都港区芝大門一丁目2-18 野依ビル3階・4階
仙台支店
宮城県仙台市青葉区本町一丁目12-7 三共仙台ビル3階
大阪支店
大阪府大阪市北区堂山町1-5
三共梅田ビル9階
福岡支店
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まとめ

  • 一括申し込みは、入力した情報が複数のファクタリング会社に渡る仕組み。連絡が複数来るのはそのため
  • まずは会社名・番号・日時をメモし、申し込んだサービスの提供先を確認する
  • 連絡してきた会社には、短くはっきり断る
  • 申し込んだサービス本体に、情報提供の停止と削除を依頼する
  • 契約前ならいつでも断れる。契約するなら償還請求の有無と手数料を必ず確認
  • 困ったら、個人情報保護委員会や金融庁の相談窓口を頼る

突然の連絡が続くと、それだけで疲れてしまいます。ひとつずつ片付けて、落ち着いて次の判断をしていきましょう。

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