ファクタリングの審査基準|審査に通る業者と通らない業者の違いを分析

ファクタリングの審査をスムーズに通すためには、審査内容を事前に把握しておくことが重要です。

よく銀行の融資審査の基準と混同されている経営者の方がいますが、ファクタリングの審査基準と、融資の審査基準は全くの別物です。

このページでは、そんなファクタリング審査で押さえておきたいポイントについて解説します。

ファクタリング審査で重要視されるポイント

まずは、ファクタリング会社があなたの会社の売掛債権を買い取るかどうかを判断するために重要視しているポイントをまとめます。

  • 売掛金が実際に存在しているか?
  • 売掛金清算までの期日が長すぎないか?(60日以内が妥当)
  • 該当の売掛金は不良債権ではないか?
  • 該当の売掛金の仕事は完了しているか?(サービス提供済み)
  • 該当の売掛金の請求書は発行済か?
  • 該当の売掛金が二重譲渡になっていないか?
  • 売掛先の過去の支払い状況は健全か?
  • 売掛先は個人事業主ではないか?

この辺りがクリアされていれば、ファクタリング実行はできます。

ファクタリング会社が言う「最も多い買取できなかった要因」は『売掛債権が存在していなかった』というものです。ファクタリングは、“売掛金を早期に現金化できるシステム”ですから、もちろん最初から売掛債権が存在しないとなると、売り物がない状態ですから契約できません。

『売掛債権がなかった』とはどういう状況かというと、上のリストの中で言えば…

  • 請求書が未発行の場合
  • 二重譲渡(既に別のファクタリング会社に譲渡された売掛金)
  • 売掛先が個人事業主(信頼性が薄いので懸念される)

※上記3つの内どれかが該当する場合は、正式な“買取可能な売掛金”として見なされない場合が多いので要注意。

契約までのポイントは「信頼性の高い売掛金を持っていること」

ファクタリングの審査では、利用者側の信用などは審査対象となりません。借入れでもないので、銀行融資を断られたばかりでも利用可能です。

ただし、売掛債権の審査は重点的に行われますので、注意が必要です。

ファクタリング持ち込み可能な売掛債権

  1. 債権に関する商品やサービスを提供済み
  2. 請求書発行済の債権
  3. 清算日が決定している債権
  4. 過去支払い履歴が良好な債権
  5. 清算日が半年以内の債権

以上、5点がファクタリング審査で主に見られるポイントです。

会社によって審査ポイントはさらに細かくなることもありますが、まずは上記5点を抑えている売掛債権であることを確認しましょう。

融資NGでもファクタリングできる理由

一般的に、経営者が資金調達の方法としてまず最初に頭に浮かぶのは、融資でしょう。

相談者
融資に断られてしまった…!
ファクタリングなら資金調達ができることを知ったので取り組みたい!

という経営者の方は多いですから、ここでは、融資とファクタリングの審査ポイントの違いについてまとめます。

融資ファクタリング
形式金銭の貸借売掛債権の売買
手数料
(金利)
年15%以下
(100万円以上の場合)
買取金額の1.5%〜10%程度
審査対象主に融資を受ける会社の信用力主に売掛先の信用力
調達可能金額評価によって変動売掛金の範囲内
リスク・売掛先が破綻した時の責任を負う
・償還請求権がある
・売掛先が破綻した時の責任を負わない
・償還請求権がない

融資の審査ポイント

融資の審査ポイントは、経営者の方であればなんとなく把握はされているでしょう。

  • 会社の経営状態は健全か?(決算書を参照)
  • 税金などの滞納がないか?
  • 直近で返済に遅延が見られないか?
  • 会社のバランスシートに対して今回の融資額は妥当か?
  • 会社の売上推移は下がっていないか?(許容範囲か?)
  • 信用情報は汚れていないか?(小口の借り入れなど)

大まかに、この辺りの状況を見ていきます。

ファクタリングの審査ポイント

では、次にファクタリングの場合をもう一度見てみましょう。

  • 売掛金が実際に存在しているか?
  • 売掛金清算までの期日が長すぎないか?(60日以内が妥当)
  • 該当の売掛金は不良債権ではないか?
  • 該当の売掛金の仕事は完了しているか?
  • 該当の売掛金の請求書は発行済か?
  • 該当の売掛金が既に別のファクタリング会社などに売りに出されていないか?
  • 売掛先の過去の支払い状況は健全か?
  • 売掛先は個人事業主ではないか?

見比べていただければわかる通り、融資とファクタリングの決定的な違いというのは、融資は融資先の会社の状況(つまりあなたの会社)を見るのに対して、ファクタリングは、売掛先の会社情報を重要視します。

審査基準さえ知っていればファクタリング審査は怖くない

ここまでお話ししてきたように、ファクタリング審査は融資審査と比較すると非常に早いことが特徴です。(これがファクタリングの最大のメリットでもありますね) 融資審査が1週間から、長い場合では2〜3週間も待たされてしまうのに対して、ファクタリングの場合は、最短即日〜3日程度で審査終了する業者がほとんどです。

つまり、審査はある程度「テンプレ化」されており、今回ご紹介した基準さえ満たしていれば9割以上の確率で審査通過します。

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