セディナのファクタリングってどう?特徴と活用法まとめ

今回は、セディナのファクタリングについて解説します。

まず、最初にファクタリングを検討した時に、大方の経営者であれば、「聞いたことのある有名どころ」を選択しがちな傾向にありますが、この圧倒的知名度のあるファクタリング会社「セディナのコンシューマーファクタリング」の実力や実績はどうなのでしょうか?

中小企業経営者なら気になる本質の部分に迫っていきます。

三井住友系列のファクタリングが多い理由

セディナカードで有名な株式会社セディナですが、中小企業経営者の資金繰りにおいて強い味方となる「ファクタリング」業務をやっているのは意外ではないでしょうか?(公式ページ:http://www.cedyna.co.jp/business/factoring/consumer.html)

厳密に言うと、セディナ(Cedyna)を子会社として持つ、三井住友ファイナンシャルグループ(SMFG)が主宰するファクタリング会社です。

三井住友系列では、以前ご紹介したSMBCファイナンスのファクタリングや、三井住友フィナンシャルグループ運営の「グローバルファクタリング株式会社」などがあります。

なぜ三井住友系列のファクタリングがこれほど多いのか?というと、三井住友と言えばご存知の通り日本を代表する超巨大企業ですから、業務が分散されていても不思議ではありませんね。

三井住友ファイナンシャルグループ(SMFG)は、大手都市銀行「三井住友銀行」直系のファクタリング会社です。

系列に「三井住友信託銀行」のファクタリングなどもありますが、こちらは「でんさい(電子記録債権)」のファクタリング形式のサービスであるため、即時資金調達するものではありません。

では、セディナのコンシューマーファクタリングは中小企業の資金繰りに向いているのでしょうか?

株式会社セディナの会社概要

もはや、載せる必要もないような気もしますが、念のため会社概要を出しておきます。

称号株式会社 セディナ
英文名Cedyna Financial Corporation
所在地本社
〒460-8670 名古屋市中区丸の内三丁目23番20号東京本社
〒108-8117 東京都港区港南二丁目16番4号
設立昭和25年9月11日
資本金82,843百万円
従業員数3,283名(2016年3月末時点)
株主株式会社SMFGカード&クレジット
フィナンシャル・リンク株式会社
代表者代表取締役社長 中西 智
業務内容カード事業、信販事業、ソリューション事業、融資事業、その他

大手だけあり、民間のファクタリング会社では全く太刀打ちできない「資本力」があります。会社規模でも同じことが言えます。

ですが、ファクタリング利用者にとっては、会社規模はそう関係ないのが実情ではないでしょうか?

利用者にとって、大切なことは「会社規模」ではなく「売掛金をどれだけ高くスピーディに買い取ってくれるか?」ですよね。

セディナのファクタリングの特徴とは?

まず、お話ししておかなくてはならないのは、お急ぎの資金調達に「セディナのコンシューマーファクタリング」は向いていません。

中小企業がファクタリングを利用したい意向がある場合の多くは、期日が迫った資金繰りであるケースが多いです。

しかし、セディナのコンシューマーファクタリングは、現在ある売掛金サイトを「習慣的に短くする」という目的を持ったものです。つまり、『今月資金繰りが必要だからファクタリングする』というものではなく、『クレジットカード決済などで、売掛サイトが慢性的に長いので、セディナのファクタリングで売掛サイトを短くする』という常にリピートする利用方法が主になります。

セディナのファクタリングを自社の決済方法のシステムに取り込むという感覚が近いかもしれません。

3社間ファクタリングによる“定期的な”決済方法

3社間ファクタリングというのは、上記図のような形になります。

上図で言うところの「ファクター = セディナ」になりますが、セディナのファクタリングでは、この支払いが「定期」となることを前提としています。

クレジットカード決済などの場合、一旦は売掛扱いとなり、その決済が済むまでは入金がありません。つまり、その間、資金を動かすことができません。

この長い売掛サイトの解消をさせるためにセディナのファクタリングは有効です。

取引形態はこちらの「3社間ファクタリング」ですので、売掛金の請求元は「セディナ」になります。あなたの会社でクレジットカード決済などの売掛が発生した時点で、セディナがあなたの会社へ支払い代行します。その後の決済は、「売掛元⇨セディナ」へ、という具合です。

あなたが今月だけのファクタリングを希望の場合は?

民間ファクタリング会社では、少額(300万円以下)の買取であれば、最短即日という売りの会社も多いですが、セディナでは、数百万円というロットでの売掛金を取り扱わない傾向が強く、さらに言うと、審査にも平均2週間〜という期間を要します。

尚、「売掛債権流動化」と呼ばれる一般的なファクタリングではなく、でんさい(電子記録債権)のシステムを導入した上で、売掛金の回収業務を取り扱っていたり、会社の資金が回るよう改善を施したり、というサービスが中心となります。

即時・即金でのファクタリングによる「資金調達」が目的であれば、それそのものがニュアンス違いでしょう。

つまり、「中小企業向けのファクターではない」と言えそうです。

 

ですが、特筆すべきは「サービスの幅広さ」です。

これもメガバンクならではの特徴とも言えますが、「国際ファクタリング」や「でんさい」 それから、代金回収代行まで相談可能です。

では、どういった企業をターゲット層にファクタリングしているかというと・・・

 セディナコンシューマーファクタリングのターゲット層

  • 1,000万円〜数億円単位の売掛債権の持ち込みができる企業(単発)
  • クレジットカード決済による売掛サイトが悩みの種という企業
  • セディナの決済サービスを自社に導入し、売掛サイトを短くしたい企業
  • 売掛金回収の依頼だけをしたい経営者の方

など、これらの条件を見てみるとお解りになる通り、中小企業向けファクタリングとは性質が違います。

直系である三井住友銀行と、すでに取引がある中小企業であれば条件緩和される希望も持てます。

買取にかかる手数料は、民間ファクタリング会社よりも安いと言われていますので、日常的に取引がある会社は“それっぽく”聞いてみるのもアリかもしれません。

 セディナコンシューマーファクタリングが向いている方

  • 毎月のクレジットカード決済による売掛サイトが悩みの種の方
  • どうしても知名度のあるファクタリング会社を選択したい方
  • 1,000万円以上のまとまった売掛債権の売却を希望の方
  • 2週間以上の審査期間が待てる方
  • 上場企業の売掛債権を保有している方
  • セディナの決済システムを導入して長期的に売掛債権をキャッシュ化したい方

と、こんな具合になってしまいます。

通常、ファクタリング契約においては、売掛先の支払履歴や債権の質(業種など)、売掛先の会社信用など、「売掛先のみ」が審査対象となりますが、メガバンク系のファクタリング会社の場合は、持ち込む会社(つまり、あなたの会社)も審査されますから、追加融資が否決になっている場合や、信用情報に何らかのトラブルが見られる場合には、審査通過が難しくなる傾向にあります。

単刀直入に言うと、中小企業の経営者には全く向いていません。

メガバンク系ファクタリングを利用する際のリスク

実は、メガバンク系のファクタリング会社を利用することへの懸念はまだあります。

それが、CICなどの信用情報への影響です。

言わずもがな、都市銀行は信用情報のデータベースと直結しています。銀行へ融資の申し込みをすると、そういった信用情報へアクセスをして、その会社が持つ「借入」や「支払経歴」などを確認した上で、融資するかどうかの審査をします。

そして、審査の結果は必ずデータベースに残ります。審査自体が可決でも否決でも、です。

つまり、あなたがファクタリングの申し込みをした経歴なども信用情報に残る可能性があります。これは、あなたの会社の信用情報に傷が付くとも言えるのです。

銀行系ファクタリングの審査に柔軟性を求めてはいけません。厳正な審査のもとでしか審査がなされないにも関わらず、今後の融資の申し入れにも不利に働きそうな信用情報の書き込みは、かなりのリスクであると言えそうです。

まとめ

セディナコンシューマーファクタリングについて言及しました。

お急ぎのファクタリングをご希望であれば、当サイト管理人であるタナカが独自調査したファクタリング会社比較記事を参考にしてください。

 

メガバンク系ファクタリング会社には、民間では実現できない資本力と信用力があります。しかし、それと引き換えに、小回りや融通が効かなくなってしまうのは仕方のないことです。

中小企業のファクタリングに向いているのは、数百万円の少額の売掛債権の買取に慣れたファクタリング会社です。中堅企業には、スピーディーで人間味のある仕事ができるファクタリング会社も多いのです。

ファクタリング研究所の管理人タナカが独自調査によって調べ上げた「信頼できるファクタリング専門企業」の一覧記事です。

あなたの売掛債権が高値で買取できるかどうかは、ファクタリング会社選びが大切です。

スピーディーな資金調達のためにも参考にされてください。

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