ファクタリング研究所管理人 タナカ
支払い.comのクレジットカード利用請求書払いサービスは、株式会社UPSIDERが東京都港区に本社を構える民間貸金業者が行っているものです。
このページに来られたあなたはきっと、ファクタリングを検討中に支払い.comの名を知り、請求書払いをクレジットカードで対応できるの?と疑問を持たれていることでしょう。
ファクタリングを利用する際には、利用するファクタリング会社をしっかりと吟味しなければなりません。今回のケースはファクタリングではありませんが、当座の資金を確保し、支払いを可能な限り延ばすというものです。
「会社の信頼性」「手数料金額」「資金調達までのスピード」などをチェックするといいのですが、事前にしっかりと調査しておかなければ『最初の話と全然違う・・』と、思わぬトラブルになることもありますし、その場合、無駄な時間と労力だけを消費してしまうことになりますから注意が必要です。
このページでは、そんな支払い.comの請求代行会社としての実力を当ファクタリング研究所が独自に徹底調査したものです。※コンテンツの無断転載は発見次第、訴訟の対象としております。
支払い.com|独自調査結果
支払い.com(株式会社UPSIDER) |
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支払い.comは、2018年創業の株式会社UPSIDERがカード会社大手の株式会社クレディセゾンと展開する、クレジットカード利用請求書払いサービス。 大手企業とタッグを組んだサービスで信頼度が高い上に、取引企業からの発行済み請求書をクレジットカード払いにすることにより、最大60日の期限延長を可能にする画期的サービス内容。 |
総合評価 | 口コミ評価 3.68 |
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手数料 | 名目上1%、諸経費込み4.0%~ |
スピード | 申込後すぐ利用可能 |
取引可能額 | ご利用のカードの利用限度額 |
取扱債券業種 | 分野問わず (個人事業主も申請可能) |
対応エリア | 全国 |
拠点 | 東京本社 東京都港区六本木7-15-7 |
取引形態 | クレジットカード払い仲介 |
運営会社 | 株式会社UPSIDER 代表取締役 宮城 徹 代表取締役 水野 智規 |
営業時間 | 平日午前10時~19時 |
設立 | 2018年5月 |
資本金 | 8,264百万円(資本準備金含む) |
公式サイト | https://shi-harai.com/ |
・請求書払いにクレジットカードが使える!
・カード大手のセゾンがバックアップしているので信頼度が高い!
・4%~の低手数料!
が魅力の請求代行会社です♪
支払い.com利用時の必要書類
資金化する売掛金の状況によっては他の書類も必要になる場合があります。
- 申込みフォームのみ
- 審査不要
支払い.comの所在地
運営会社である株式会社UPSIDEERの本社登記住所|東京都港区六本木7-15-7
支払い.comの手数料
支払い.comの手数料は名目1%、振込手数料など諸々の費用を含めると4%~と記載されています。
上限手数料は公開されていません。しかし、かかる金額は公表されているものばかりなので、支払う時点になってびっくりするような価格になるという可能性は低いでしょう。
運営会社の株式会社UPSIDERは、本事業に関し、クレジットカード発行会社大手のクレディセゾンと提携しています。大手と組むことによるスケールバリューで手数料を抑えられるという背景もありそうです。
こで注意しなければならないのは、ご自身で充分な支払い可能額を持つクレジットカードを用意する必要がある点です。本サービスは当座の資金確保には有効ですが、ファクタリングではないので、請求書などの売掛債権を買い取るものではありません。
資金確保の選択肢が増えるという点で有用ですが、支払い.com利用の際には、ファクタリングを扱う他社も含め並行して検討することをおすすめします。
検討の際には、「実際いくらで売掛債権を買い取ってもらえるのか」という意識が必要です。十分に打ち合わせをして、不明点をなくしてからの契約を意識しましょう。
当サイトでは、評判の高いファクタリング業者も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
参考▶︎【2024年最新版】おすすめ優良ファクタリング会社の選び方と厳選比較ランキング10選
支払い.comは手軽に使える支払い代行サービス
支払い.comは、当研究所内で紹介している一般的なファクタリング業者とは毛並みの異なる業者です。基本的なシステムは、クレジットカードでの支払い機会を拡大するというものです。
BtoBで取り交わされる請求書は、基本的に銀行口座での引き落としを前提に想定されています。しかし、ビジネス向けクレジットカードが普及してきた現在、支払いにある程度の猶予を設定できるクレジットカードでの支払いを、BtoB取引でも活用したいと考える方は多いのではないでしょうか?
本サービスは、基本的に企業が関わるどんなサービスでもクレジットカード払いを可能にしてくれるものです。
クレディセゾン発行のカードに限らず、幅広いカードに対応しているので、ポイントやマイレージを貯めるもよし・支払いまでの期間を目一杯使った返済計画を練るもよし、ビジネスの柔軟性が広がりそうなサービスと言えますし、要注目です。
申し込みに際し、審査が必要ないのも魅力的です。気軽にフォームに記入して相談できますね。(※ただし、会社の状況によっては追加資料の提出もあり得ます。)
支払い.com注意が必要なのは、先見出しでも書きましたが、利用可能金額が所持しているカードの利用可能限度額に左右されてしまう件です。限度額が低いと、大型案件での支払いには利用できないでしょう。事前にご利用のカード会社と相談し、利用可能限度額に余裕を持たせてから、支払い,comを導入することをおすすめします。
※運営会社のUPSIDERでは、利用限度額を比較的高めに設定できるスタートアップ法人向けカードを提供しています。
個人事業主にももちろん対応しています。これまでうまくファクタリングを利用できなかった層にも、浸透する可能性のあるサービスと言えます。まずは気軽に相談してみてもいいのではないでしょうか。
事前に無料登録だけしておけば、いざという場面で役立つサービスです。
支払い.comの支払いスキーム
支払い.comを利用した際のお金の流れについて、少し突っ込んで研究してみましょう。
繰り返しになりますが、支払い.comは、実質的にはファクタリングではありません。支払い仲介のサービスです。
なので、売掛債権の買い取りはしませんし、融資も行いません。
事業者間で、本来銀行口座を通じ直接支払う請求書払いを、運営会社であるUPSIDERが仲介します。その際、代金をクレディセゾン経由で期日(タイミングA)までに支払い、同時に利用者が保有するクレジットカードの発行会社に同額を請求します。
クレディセゾンからの請求の後、カード利用の締め日が到来しその月の支払額が確定します。翌月(カード会社によっては翌々月)に利用者の口座から支払額が引き落とされます(タイミングB )。このAとBの時間差を、運転資金の融通に使うことができるのです。
スキーム自体はファクタリングとは別物ですが、離れて見ると以下の流れを観察することができます。
2社間ファクタリングの場合 | 支払い.comの場合 |
急な出費(A)で運転資金ショートの危機! | 急な出費(A)で運転資金ショートの危機! |
Aへの支払いと同時に売掛債権(案件B)売却 | Aの請求をカード払いにし、期日にクレディセゾンから支払い |
給与など普段の支払い(C)を支払可能に | 手元の資金で給与など普段の支払い(C)を支払可能に |
資金ショート回避 | 資金ショート回避 |
ファクタリング会社にBからの債権回収金額を支払い | 案件Bなどの債権回収 |
— | 引き落とし日にクレジットカード会社からの引き落とし |
いかがでしょうか。資金の使い方にあまり変化がない点をご確認できるのではないでしょうか。
支払い.comの申請手続きは簡単で、ネット上で申し込むだけです。
UPSIDERが受け取る純粋な手数料が1%。クレディセゾンが受け取るクレジットカード使用手数料と、口座引落対応銀行が受け持つ振込手数料を合わせ4%(前後)の手数料となります。
UPSIDERにしてもクレディセゾンにしても、すでに完成されているクレジットカード支払いスキームにBtoBの商流を組み込んで運用し、また担保などもそのシステムを踏襲しています。本人確認や債券の信用確認をそれほど厳しくしなくとも、リスクの少ない運用が可能となり、手数料も低く抑えられるというわけです。
支払い.com(株式会社UPSIDER) |
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支払い.comは、2018年創業の株式会社UPSIDERがカード会社大手の株式会社クレディセゾンと展開する、クレジットカード利用請求書払いサービスです。 大手と組んだサービスで、請求書払いでも普段ご利用のクレジットカード同様に支払いから引き落としまで時間差をつかい、当座の資金確保ができるサービスです。 |
総合評価 | 口コミ評価 3.68 |
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手数料 | 名目上1%、諸経費込み4.0%~ |
スピード | 申込後すぐ利用可能 |
取引可能額 | ご利用のカードの利用限度額 |
取扱債券業種 | 分野問わず (個人事業主も申請可能) |
対応エリア | 全国 |
拠点 | 東京本社 東京都港区六本木7-15-7 |
取引形態 | クレジットカード払い仲介 |
運営会社 | 株式会社UPSIDER 代表取締役 宮城 徹 代表取締役 水野 智規 |
営業時間 | 平日午前10時~19時 |
設立 | 2018年5月 |
資本金 | 8,264百万円(資本準備金含む) |
公式サイト | https://shi-harai.com/ |