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新規事業を起ち上げに事業計画は不可欠|外部用と内部用2つの使い方

新規事業を起ち上げる際に、事業計画は必要です。それは、金融機関から融資を受けるために経営者のビジョンを示すものであり、最大の武器です。

そして、何よりも事業計画を練っている最中に、経営者自身でも見えていなかった問題点をあぶり出すことにも使えますから、必ず事業計画書は作成するようにしましょう。

このページでは、事業計画の必要性や、事業計画書の有効な使い方を解説しています。

タナカ

タナカ
こんなご相談をいただきました
相談者

相談者
食料品販売業を開業して8年目になります。
経営は、毎期赤字続きで債務超過ギリギリという状態です。
このまま同じ事業だけを続けていっても何も変わらないと思い、新規事業で飲食店の出店を考えています。
新規事業を起こすために、事業計画は必要なのでしょうか?

新規事業に事業計画は絶対必要

結論から申し上げますと、事業計画書は必要です。

今回の 新規事業を起こすにあたって、資金調達は金融機関から行うことになるはずです。

従来から行ってきた事業内容については、決算書など過去のデータから判断することができます。

しかし、新規事業となるとそれらのデータがないわけですから、その事業を実際にはじめた場合の様子を事業計画書の中で表現しなければならないのです。

要するに「絵を描く」ということです。

新規事業計画書は融資打診の最大の武器である

金融機関は、御社が提出した事業計画書の実現可能性を考え、融資の可否を判断します。

当然、実現可能性という点からいうと、「絵に描いた餅」ではだめです。

ご相談の内容によると債務超過ギリギリという事ですので、金融機関の評価も当然厳しいものとなるはずです。

既存事業がうまくいっていないということは、経営者自身の経営能力に疑問符がつくことは間違いありません。

それらの否定的な考え方を覆すためには、なんといっても事業計画書の出来が判断の分かれ目になると言えるでしょう。

事業計画書の構成と注目の着眼点

事業計画書とは、事業の内容・目的・セールスポイント・新規事業にあたってのリスク・リスクを回避する手段などを記入しているものですから、事業計画書に記載されていることは、これから行う事業の内容について文章で説明する部分と、それが実際に行なわれた場合の数字のシミュレーションの部分の2つから構成されます。

事業計画書の構成

  1. 事業内容を文章で説明する部分
  2. 事業を実際に行なった場合の具体的な数字(シミュレーション)

一般的に、事業計画書を作成するとなると、希望論をベースにした計画になってしまいます。※もちろん、事業を始めるにあたっての希望は必要です。

しかし、新規事業にあたっては、大なり小なりリスクが伴うものですから、そのリスクを経営者が理解しているのかどうか、リスクの回避方法を想定しているのかが大切になってくるのです。

事業計画書を持ち、経営者が説明すれば信頼度が上がる

事業計画におけるメリット・デメリットを書面に落とし、経営者自ら説明にあたれば、金融機関の評価も必然的に高くなってきます。

金融機関が好む経営者は、毎期確実に利益を上げて、確実に債務を返済してくれる経営者です。

計画的に事業を進めつつ利益を上げていくには、「事業計画書」を作成し、その計画に沿った形で事業展開をしていくことが望ましい姿です。

その事業計画を金融機関に提出することにより、さらに金融機関の評価を上げるのを手伝ってくれるのです。

事業計画書は提出用だけではなく経営者の味方でもある

事業計画書は、金融機関提出用以外にも、もうひとつの使い方として、経営者自身のために活用する事もできます。

どんな事業でも、実現させるためにはいくつものハードルを越えなければなりません。

本当に実現ができるかどうか、どんな所でつまずきそうなのかをご自身でも事前に把握し、検討する資料として活用することが重要です。

そうすることで、実際に事業をしていくときに思いがけないつまずきを避ける事ができます。

外部説明のため、また内部検証のため、事業計画書は不可欠な存在なのです。

 

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